等々力渓谷の茶屋に行ってみたくて・・・& 台風後の多摩川
【お散歩日:2019.10.30】
仕事がぽっかりヒマになったのと、久しぶりにお天気がよかったので、どこかに行ってみたい気持ちがむらむらと・・・。あまり遠くにはいけないので近いところで、以前行きそびれた等々力渓谷のお茶屋さんに行くチャンスかも?!っと朝思い立ち、午後にしようと計画していたのですが・・・。
今日は仕事で作業はないとはいえ、見積依頼や問い合わせがあって対応しているうちに、
「あれ!14時半すぎてる!」14時前には出ようと思っていたのに・・・。
ウチから徒歩で向かうとたぶん40分くらいかかりそう。
こうなれば電車か・・・と二子玉川経由大井町線で等々力駅へ向う。
等々力駅も駅前の商店街もなかなか魅力的なのですが、今日の目的はお店です。
だって16時に閉店しちゃうんですから、急ぎ足ですわ。
気になる~。素敵な薬局~。佇まいもいいけど店名も「幸運堂」ですよ~。
都道312号線。ここからが真っ直ぐに下っていくのよねー。このあたりは国分寺崖線なのです。ここは崖の上なわけ。
この坂を下る手前に明王院(等々力不動尊)があります。
等々力不動尊の境内には展望台があるので、ちょっと登って写真を撮ってみましたが、
とにかく花より団子状態ですので、先を急ぎます。
本堂横の階段を降りていくと等々力渓谷で、谷を流れるのは谷沢川です。そのほとりに、お休み処「雪月花」はあります。
到着した時、店内には人の気配なし、看板も仕舞ってありました。
あちゃー、これは売り切れ御免タイプの店かとあきらめかけたところ、カウンター奥にお店の方を発見。
もうお終いですか?と問うてみると、大丈夫ですよっと笑顔で答えていただけました。
あんみつ、シンプルに美味い。
貸し切り状態の店内。
川のせせらぎを聞きながら15分程度とはいえ、のんびりしました・・・・。
いいなーこういう時間。
川の音もそうだけど、海の波とか、水の音って(噴水ですら)聞き飽きないのはなぜだろう。
一息ついた後、
さて、この後、私はどこへ行こうとしているんだろう・・・・。
最初、九品仏まで足を延ばそうかと思っていたのだけれど、谷沢川を眺めているうちに、この川に沿って多摩川まで行ってみたくなりました。
川を追いかける趣味はなかったんですが、日本橋川も追いかけたし、なんか目覚めてきたのかも?
実は密かな憧れがあって、滝に打たれてみたい・・・。
なんとなく検索したら、ここで滝行をしているグループ(瀧轟会)があるようです!
等々力渓谷を観光で来る人は、ほとんど不動の滝からゴルフ橋の間を散策して上がっていってしまうので、この先を歩く人は地元の人っぽいのがちらほら。
あの先、渓谷を出てすぐ住宅街になりますからね。
川沿いに歩く。整備された川なので、あまり風情はないけど。平地に降りてきた感があります。
住宅地の中にカフェを見つけました。コーヒーやスイーツ以外に軽食もあるようです。
その名も「Cafe Valley」。谷ですもんね!
お、これは「自分ち専用橋」!それぞれの家の敷地に橋がかかってます。
不思議なのだけれど、なぜ川のほうが入り口になるんだろう・・・。本来は反対側じゃないの?
それとも、もともと橋をかけること前提で整備した住宅地なのかな。
※GoogleMapで上空から見たところ、そのようです。川じゃない方は隣家の敷地でした。道路を作る余裕はなかったのですね。
もしかすると、かつては1軒の家がもっと広い敷地で川は家の裏手だったのかも?分譲したからこうなったとか。
こんだけ、専用橋を架ける必要があるとなると、川にフタをしたくなる気持ちもわからないでもない(笑)。
先へ進みまして・・・
谷沢川の隣で水しぶきを上げているこの水はどこから来たんだろう?
と思って調べてみたら・・・谷沢川の水をポンプで組み上げて丸子川に流しているとな?
それも景観のためだそうです。丸子川はかつては六郷用水と呼ばれていたものが用水としての役目を1945年に終えてその後は「眺める用の川」として残されてるようです。(wikipedia)
谷沢川と交差している丸子川。
んん?丸子川ってあれか、静嘉堂文庫の近くの!
(まあまあご近所散歩 静嘉堂文庫)
大きな囲いがあるところに案内板がありまして、読んでみると、すごい工事をしてるんですねー。
今回の台風の水害で考えさせられて調べてみると、東京の地下は見えないところにいろいろ対策が施されているというのを知りました。こういうことを地道に進めてるんですよね。
川沿いは歩けないけれど、多摩川に合流するところを確認したいため、地図を見ながら、丸子川沿いに進み、すぐ左に折れて川に近い住宅地の中の道を進みます。目の前に見えるは多摩川の堤防!もうすぐだ!
谷沢川は見えませんが、左手の住宅が途切れて空き地があると、川の気配を感じます。
ここも検索してたところ、先日の台風で浸水したとのことでした。(スポニチさんの記事)
1メートル近く水が来たのなら、この辺り一帯のお家は大変だったんですね!(涙)低い土地ってツライ!
多摩川です!
この土手の上の道路は「多摩堤通り」で、けっこう車走ってます。飛び出し注意!
ここで多摩川に合流するんだー。がんばったね!谷沢川!(←意味不明)
ちょうど夕暮れ時。川面を眺めながら座り込む若者。河原っていつも「青春」っぽい。
水門の近く。微妙な距離感が友達以上恋人未満な雰囲気の高校生。
なので、今来た道をそのまま戻って、不動の滝から先は渓谷を歩いて、等々力駅へ向うことに。
渓谷、整備されてるとはいえ、柵のない道もあったり、かなり細い道もあったりで、足元は注意です。
ゴルフ橋を過ぎたところで、谷の上へ上がる階段があり、渓谷散歩はおしまい。
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