タダノ散歩エリア,  新宿区

新宿から四谷の坂や谷へ!【お散歩日:2023.9.2】

さて、新宿三丁目から曙橋駅周辺までやってきました。

なんだか楽しそうな商店街(あけぼのばし通り)ですが、こちらではなく、反対側へ向かいます!

道路向こうのあの道。になってるのわかるよね。

坂を登っていくと、途中にこんな住宅が。階段が素敵〜。
この3軒のおうち専用の階段かしらん。

外苑東通り(都道319号)に出るところにある案内板。
今、歩いてきた坂は「新坂」なのです。

全勝寺から靖国通り手前まで下る坂道で、明治30年代後半の道路新装によりできた坂道である。
江戸時代には甲州街道から全勝寺まで杉の木が連なる「杉大門」通りが延び、新坂ができて靖国通りまで
通じることになった。
「今は杉樹は伐採し、其の路は新道に通じて、直ちに市谷に達せり」という光景であった(「新撰東京名所図会」)。

ふーん。
 

その文章に書かれている「杉大門通り」というのが、外苑東通りを渡って続くこの通り。
やー、なんか楽しそうな通りですよ!
こじんまりした飲食店(飲み屋)がいっぱい連なってる。
ちなみに読み方は、「すぎだいもん」だそうです。

その通りと並行しているのが、「車力門通り」で・・・。
こちらも飲み屋街ですな。

このあたりは荒木町でして、
江戸時代には美濃国高須藩の屋敷があって、庭園には滝もある大きな池があり、
明治になってから景勝地として人気が出て、茶屋が立ち並びたいそう栄えたらしい。

ゆっくり探索して、一杯やりたいところだけれど・・・。
ちょっと行きたい場所あるから、またの機会に。

夕闇迫ってきましたんで、先を急ぎます。

新宿通りを渡って円通寺坂

ここもゆるゆると下ってますな。この坂の道に入ってすぐの角を右へ曲がる。

そして発見した素敵な坂道!!
階段です。

さて、この先、だいぶ端折ってたどり着いた於岩稲荷
小さな神社です。

東京都指定旧跡

田宮稲荷神社は、於岩稲荷と呼ばれ四谷左門町の御先手組同心田宮家の邸内にあった社です。
初代田宮又左衛門の娘お岩(寛永13年没)が信仰し、養子伊右衛門とともに家勢を再興したことから「お岩さんの稲荷」として次第に人々の信仰を集めたようです。鶴屋南北の戯曲「東海道四谷怪談」が文政8年(1825)に初演されると更に多くの信仰を集めるようになります。戯曲は実在の人物からは200年後の作品で、お岩夫妻も怪談話とは大きく異なり円満でした。稲荷社は明治12年(1879)に火事で焼失し、その際初代市川左団次の勧めで現在の中央区新川に移転しました。しかし、その後も田宮家の住居として管理されており、昭和6年(1931)に指定されました。戦後、昭和27年(1952)に四谷の旧地にも神社を再建し現在に至ってます。


社の前には、神社の案内があります。


お守りも!

あ〜、暗くなってるし、急いでいるから神社正面からの写真撮り忘れてる〜〜〜〜。
ここまで書いててあれなんだけど、四谷怪談って何っだっけ??
お岩さんっていうと、誰もが知る幽霊ですよね
どうして知ってるんだろう?テレビとか子供でも読む本で知るんだろうか?
不思議になってきたw
今の小学生でも知ってるんだろうか?

子供の頃に認知した幽霊話だから、けっこう怖いイメージがあって、
トラウマとまではいかないけれど、「お岩さん」って聞いただけで怖いもんね〜
あとは番町皿屋敷とか。
皿屋敷に関しては、古井戸から「いちま〜い、にま〜い」も怖いけれど、
お皿を割っただけで死ななくては(自殺ということだが)ならないことが怖かったわ〜。
あ、脱線しました。

しかし、実在のお岩さんにこういうエピソードがつくのって、どういう流れなんだろうか・・・・。
お岩さん的には不本意だろうけれど、200年経ってるからなあ。

現代でも、200年前の歴史上の人物を「新解釈」として、ドラマでキャラ設定したりするからそういうことなのかなあ。
よくわからんけれど。

でも、東海道四谷怪談を歌舞伎で上演する時は、興行安全祈願に関係者がお参りに来るとのことなので、
それってやはり祟りみたいなのを避けたいって心境になるのかなあ。創作のストーリーなのに。

そして、神社のお向かいには陽運寺というお寺。
個人的には電柱の広告が気になってしょうがないんですが
株式会社ナウいって???

こちらもお岩さんゆかりなんですね。

昭和の初めに創建っていうから新しいお寺。
パワースポットみたいですね。

この時間なので、参拝できず残念です。

さて、、、、、この後、スマホのバッテリーが切れてしまって・・・
写真ありません〜。

当初は四谷三丁目駅から帰ろうとしてたんだけど、なんか歩く元気だけはあって、
最終的に信濃町駅通り過ぎて(まだ頑張る)、青山一丁目まで歩いて、東京メトロで帰ったのでしたー。

お散歩まとめ

お岩稲荷(新宿区観光協会
陽運寺

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