
一石橋から神田あたりウロウロして最終的に両国橋-その1【お散歩日:2022.11.05】
今日下車したのは、東京メトロ三越前駅。
天気もいいな!
ここまで来ると、日本橋川が見たい!!
かわいそうな日本橋川・・・。
ずーっと首都高に蓋されてるんだよね。
橋の手前に案内板がありましたよ。
レトロおしゃれな石積みの橋だったんですね。この橋は一石橋。
おや、大正時代の名残は上流側にあるとな。
あれだな!
反対側に渡って見に行ってみました。
「しはくこちい」
橋名の由来、本当かなw
中央区公式の説明によるともう1説あるようです。
隣に面白いものがありました。
迷子しらせ石標。
こういうのがあると聞いていたけど、ここにあったんだ!
あれ?
この板では、「いっこくばし」になってるけど・・・。
ま、いっか。
向かって左側、迷子を捜しているときは、こちらに特徴など書いた紙を貼り・・・
右側には迷子を預かっている人などが貼り紙する。
なんだか、懐かしの駅の伝言板を思い出します・・・。
後ろ側、安政4年の建造と記されてます。
外堀と日本橋川が分岐するこの場所。
江戸のころには、橋が8つ見えたたから「八つ見橋」と呼ばれたとか。
広重の名所江戸百景ではこんな感じ。
一石橋から見た景色。
向うの水路は道三堀。今は埋め立てられてしまっています。
ここで見えてる橋は、銭瓶橋、道三橋。手前の欄干が一石橋ですね。
「八つ見橋」の8つの橋とは、常盤橋 、呉服橋、鍛冶橋、一石橋、日本橋、江戸橋、銭瓶橋、道三橋。
手元の資料に明治20年前後の写真がありました。
これ見ると、ずいぶん水路が広々と見えますなあ・・。
本当に江戸は水の都だったんだと・・・・。
さて、ここからはここにやってきた目的地へ!日銀です。
あの、上空から見ると「円」の形をしている建物ですな。
その道路向いにある日本銀行金融研究所 貨幣博物館。
ここで「水辺の風景と日本銀行―日本橋川と中央銀行誕生までのあゆみ―」という展示をやっているのを図書館で見つけたチラシで知ったので、日本橋川が好きな身としては是非とも行かねばと!
こじんまりした博物館ですが、古代からの貨幣について常設で展示されており、なかなか見ごたえがありました。もっと時間あればゆっくり見たかったな。
びっくりしたのは、入館する時の持ち物検査。
検査があることは事前に知ってたんだけど、空港の保安検査と同等の金属探知機があるとは!!!
私、なぜか引っかかることが多かったので(最近はあまりないけど)、ドキドキしてしまうのです・・・。
さて、貨幣博物館見学を終えて、付近をお散歩。
日銀のほぼ向かいにあるのは、常盤橋門跡。
石垣がきれいに残ってます。
ベンチが置かれ、ちょっとした公園となってる。
門の内側から常盤橋を見た状態。
わずか7段ほどの石段ですが、ここに登って、水面を見下ろしてみたいなあ。
入れない!
船着き場がある。地図を見ると、「日本橋川常盤橋防災船着場」とあります。
けっこう都内の川や運河、船着き場が見られます。船に乗るなんて、観光地以外ぴんと来ないのですが、災害発生時に人や物の水上輸送を想定されてるんだとか。確か、東京オリンピックで東京に人がわんさか集まって通常の交通機関がパンクしないよう「船通勤」も検討されてたというニュース見ましたなあ。コロナなんて考えもしなかった頃に。
日本橋川は民間の船が観光船営業してるので、近い内にクルーズしたい!!
さて、ここから、ふらふら~っと神田方面へ・・・。
いいわねー、こういうエリア!
このあと神田川下流を歩く!(続く)
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