湯島天神から神田明神散歩。いろいろ予定の狂った日【お散歩日:2023.03.04】
寒さもだいぶ緩んでいる3月の東京!
久しぶりのお散歩再開!
この日の目的は、神田明神ですが、ちょうど梅の時期でもあるので近くの湯島天神を詣でてから向おうかと、本郷三丁目駅で下車。初めて下車した駅!
駅を出てすぐ国道17号線を渡ります。
少し行くと、何やら趣のあるビルの花壇に・・・
おお。
教会でしたか。(本郷中央教会)
おお?文化財?
建物を眺める。
が、、、、
近すぎて全貌がわからない。
夕方間近なので、先を急ぎたいが、ここは気になるから道路の向こう側へ渡って、眺めてみるか・・・・。
向こう側に渡ってみるものの、
道路標識が邪魔だなあ。
正面に位置してみたけど、なんか邪魔が多いなあw
そして気になる看板あるし・・・。
ここらへん、面白いエリアじゃないか!
ま、先へ進みましょう。
あ、これ、前見た建物(さかえビル)。こちらも国指定文化財。
そっか、以前この春日通り歩いた時、教会はスルーしてたんだな・・・。
あらら、文化庁サイトの写真では1階がコンビニになってるw なんてこったな図ですな。
でもサンクスは2018年でなくなってるし、私が前回ここを通った時(2020年10月)はコンビニじゃなかった。
今と同じアパレルショップだったよね。
そのまた少し先で・・・越路堂っていうのがすごい気になる・・・・。
すでに長いこと営業していないようですが、在りし日の姿を見てみたい。
どこかに写真あるかなあ。
「御進物・パン・和洋菓子」。流行ってたんじゃないかなあ。
知っている方いらしたら教えて!
最初の目的地、湯島天神が見えてきた!
いつも通り、「正面」ではなく「脇」から入るんですが、
境内は梅満開で、梅まつり開催中。
梅の香りが大好きな私は、都内屈指の梅の名所ととっても期待して来たのですが、
広島風お好み焼きの匂いしかしませんでした!!
ま、集客力ある神社だし、祭りが盛り上がるのはいいことです!
さっさと退散して、神田明神を目指しましょ。
この2つの神社に来たかったのは、本郷台地の地形を確かめたかったというのもあります。
今、ちょうど台地の縁を歩いているといったところでして・・・
左手は階段になってます!!
すごい!
実盛坂。ちょうど工事中。
実盛とは長井斎藤別当実盛のことで、武蔵国に長井庄(現・埼玉県大里郡妻沼町)を構え、平家方に味方した。寿永2年(1183)、源氏の木曾義仲と加賀の国篠原(現・石川県加賀市)の合戦で勇ましく戦い、手塚太郎光盛に討たれた。
斎藤別当実盛は出陣に際して、敵に首をとられても見苦しくないようにと、白髪を黒く染めていたという。この話は「平家物語」や「源平盛衰記」に詳しく記されている。
湯島の“実盛塚”や“首洗いの井戸”の伝説は、実盛の心意気にうたれた土地の人々が、実盛を偲び、伝承として伝えていったものを思われる。
開通したらまた来よう。
また気になる看板が・・・。
この辺り、いろいろざわつくものが多いのか?!
緬羊会館。
直観的に「めんようかいかん」と読めたんですが、正直、知らない字です。調べて答え合わせしたら合ってたけど。
入居してるテナントは、なんかもっといろいろすごい。
週末だからか、お店に並んでる人もよく見かける。湯島は谷中も近いし、お散歩エリアとしては人気なんだろな。
あちらはカフェのようですね。
ああ、かき氷の!
サカノウエカフェ
グルメ情報にはうといんですが、ちょっと調べてみました。
このカフェのあった交差点は、三組坂上。
左手見ると、ぐぐっと下り坂になってます。
そして、先に進むとこちらも、すごいことになってますよ!
道の先が見えない!
降りてきたところ、坂の中ほどに「清水坂」と道標がありました。
この坂を降りたら神田明神はすぐ!
左折して・・・今度は上り坂。けっこう急!はあはあ・・・。
到着!
賑わってます。
境内入って、左にあるあの建物。神田明神文化交流館 EDOCCO STUDIOといって、クールジャパンな日本文化を発信する施設なんだとか。
上階はホールやら会議室のよう。今日はライブがあるようで女子が大行列・・・。
1階は売店みたいだからあとで寄ってみよう。
そして御神殿右手にある・・これは・・・・
実は神田明神、はるか昔に参拝したことはあるんだけど、今回来ようと思ったのは、コレ!
↓ ↓
だって、「神田富士」って書いてあるよ。古地図アプリでは。
でも富士塚で検索しても神田は出てこない。現存しないにしても、何かしら名残があるんじゃないのかなあ・・・・。
獅子山、由来を見ても富士は関係なさそうだ・・・。
もう残ってないのかね。
裏手に回ってみると、なんだこれw
銭形平次碑だって!!
平次が住んでた(設定)のはこの台地の下の集落なのか。(ちなみにここ駐車場)
見下ろしてみると、かなり高低差ありますな。
本殿裏、いくつも社がありまして・・・。
白い鳥居のところ・・・。
富士神社?!
なるほど・・・。江戸時代に富士塚はちゃんとあったんですなあ。
そして、籠祖講なんて、初めて知りました。籠職人の講なんだ。
その近くに・・・
へえ・・・。あ、私、日本画を専攻してたんですが、お恥ずかしながら存じ上げませんでした・・・。
ここでふと、振り返ったら、「ハチにご注意!!」?!
藤の咲く頃には蜂が出るんでしょうか。
その下にあったミニお稲荷さんが可愛かった。
力石もありました。
文化5年12月にこの石を持ち上げた神田仲町2丁目の柴田君ってどんな人なんだろう?
突然、beer!!
さきほどのEDOCCOに入店したら、軽食やドリンクの販売ブースがあって、誘惑に負けました。
ビールも堪能したし、帰ろう。
ああ、本当はあれを飲む計画だったんだ。
ま、私自身は特別甘酒好きってわけじゃないんだけど。有名なものだからトライしようとしてた。
門を出て下ってくると、目の前は湯島聖堂なんですねー。
湯島天神、神田明神、湯島聖堂、これまでそれぞれ別の駅から訪れていたから、地理的に繋がってなかったな・・・。
まあこの東京タダノ散歩は、そこを繋げるのが目的でもあります。
まだ明るいから、さっきの銭形平次の住んでた(想定の)明神下を歩いてみようか。
気になるお店発見~~~。その名も名酒センターだって。
狭い道に入っていきますよ。
何やら趣のある建物・・・と思ったら、有名な鰻屋さん(明神下 神田川 本店)の裏側でした
お!神田明神に向かってすごい坂あるよ!
でもこれ、女坂の方なんだって。これで緩やかなんかいな。
もうちょっと先へ行くと、男坂。
確かに階段がぶっ続き?
それよりも、喫茶ハマカフェが気になる。ちょっと見に行ってみよっと。
これかあ。
もう閉店時間だったようで人の気配はありませんでした。
元料亭の建物のようです。
せっかくだから、また男坂登って境内に戻るか。
坂の途中に、案内板らしきものが・・・。
へええ。明治10年創業の料亭、開花楼。
今はモダンなビルになってるのですな。
男坂登り切って、再び境内へ。
ちょうど17時で巫女さんたちも業務終了のようです。
さて、本当に帰ろう。新御茶ノ水駅へ向かうか。
ここも下り坂でして・・・。
昌平坂。
私ちょっと勘違いしてました。
神田川沿いの坂が昌平坂かと思ってたが、あれは相生坂でしたか。
聖橋から見る神田川、工事中のようで。御茶ノ水駅の工事ってことかな?