港区

浜離宮庭園行ったから芝離宮庭園も!【お散歩日:2022.04.23】

ずっとアップし忘れていた!
芝離宮公園へ行ったのはもう一年前!

この日は、、、
浜離宮も行ったし、次は芝離宮にしよ!!っと思って出かけたのでした。

まずは、JR浜松町駅下車。

この駅に来ると必ず「浜松町のアイツ」に挨拶するのです。
この日は・・入学式だった・・・。

物心着いた頃(といっても、都内の大学に通うようになった頃だが)からアイツはいるので、なんでこんなところに小便小僧がいるんだろう??っと深く考えたことなかった。
浜松町駅Wikipediaに詳しく書かれてました。

そして、2022年は70周年記念でイベントも行われていた模様w。

さ、駅構内の通路から目的の庭園が見えますよ!!

説明板によりますと

小石川後楽園とともに、今に残る最も古い大名庭園のひとつです。典型的な「池泉を中心とした回遊式庭園」で、その地割りと石組は秀逸です。この地はかつて海面でしたが、明暦(1655~1658年)の頃に埋め立てられ、延宝6(1678)年に老中・大久保忠朝の邸地となりました。忠朝は上屋敷を建てる際に、藩地の小田原から庭師を呼び寄せて作庭し、これを「楽壽園」と命名しました。その後、数氏を経て、幕末には紀州徳川家の芝御屋敷となりました。明治4(1871)年に有栖川宮家の所有になりましたが、同8(1875)年に宮内省がこれを買い上げ、翌年に芝離宮となりました。大正12(1923)年の関東大震災によって、建物と樹木のほとんどが焼失しましたが、翌13(1924)年1月、昭和天皇のご成婚記念として東京市(都)に下賜され、庭園の復旧と整備を施して、同年4月に「旧芝離宮恩賜庭園」として一般に公開されました。昭和54(1979)年6月に「旧芝離宮庭園(文化財指定名称)」として国の名勝に指定されています。

なにやら長い通路。左手に庭園を望みながら進む。

この辺で降りたらいいかな?

庭園は当たり前ですが、どっからでも入れるわけでなく、フェンスで囲まれておる。

ん?!

ありゃー、またやらかした。
あ、いつものことなんだけど。
庭園入り口と反対側へ出ちゃったね。

駅に戻ってからのほうが2分短縮のようですが、せっかくだから赤い点々に沿って案内通りに歩こう。

なにやら目立つビル。
東京ガスの本社ビルでした。

ふと見ると、石碑が。
昭和10年に建てられた「創業50周年記念碑」。
漢字が難しくて読みづらい。

気にしたことなかったけど、「ガス」って漢字で書くと「瓦斯」なんですな。

その隣にも小さめの石碑。
物故者慰霊碑だそうで。

さあ、歩くよ!

ああ、ここから入れてくれないかなあ。

ん?!
なんか石垣があるんだけど!

気になって近づいてみたら、なんだ、東京ガスさんの敷地内でそばへ行けないよ。
あとで調べてみたら、sns上に情報がありました。(東京ガス グループfacebook

都道316号日本橋芝浦大森線、歩道を延々と歩く。

その後気になるビルを発見。

島嶼会館

そうか、竹芝桟橋が近いから、その方面からの利用者向けの施設なんだ。
島嶼民じゃなくても宿泊など利用はできるようですが、お値段は違うようです。
もちろん島の人優遇。

ふっと島の物産が買える売店なんかあるのかな〜っと思ったのだけれど、
島の人が利用するんだったら、得に需要ないっすよね。

レストランのメニューも特に島の名産ではないようです。

さて、庭園敷地に沿って、2つ目の角を曲がると頭上には、浜松町駅と竹芝埠頭を結ぶ歩行者デッキがあります。

そういえば、さっき大きなオフィスビルが見えたな。ソフトバンクの本社が入ってる・・・。新らしそうだった。
東京ポートシティ竹芝
綺麗なビルだったけど、ほんと、建築ラッシュだわね。

さて、やっと入り口に到着しましたよっと。

エントランスまでの間、見どころの紹介があります。

この時期、開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
入園料は150円。

入り口入ってすぐに藤棚。この日は4月23日。藤も見頃。
藤って5月頭のイメージだったけど早くなってるんですなあ。

この芝離宮にも浜離宮同様、迎賓館としての洋館があったんですね。関東大震災で失われてしまったのが残念。
ネット検索したら資料を見つけました。
港区郷土歴史館 歴史館だより vol.5

ここも都会のビルに囲まれて純和風の庭園
やっぱり変な感じ。

おや、海水取水口跡

ここも東京湾の海水を引き込んでたんですねえ。

こんなに埋め立てられちゃって、まったく想像つかないけどあの先は海だった・・・。

池にはお約束の亀がいる。

向こうの島に渡る橋がありますが・・・

通行止めでした。パンフレットによれば「八ッ橋」という木の橋だそう。
1年以上経つけど今は改修されて渡れるのかなあ。

九尺台

「九尺」とは高さ、「盈」とは水や月が満ちるという意味です。
海の波打ち際に造られたこの高台は、いつ造られたものか不明ですが明治天皇が明治八年にこの庭園に行幸された際、この台上から、海で漁民達が漁をする様子や海の眺望を楽しまれたところです。

登ってみよう。

この先が海が見えたのかあ。

先へ進むと、ちょっとした橋があって、
この向こうは「大島」だって。

園内にある築山のひとつ、唐津山

この庭園を作った老中で小田原藩主だった大久保忠朝が元唐津の藩主だったから、その名前が付けられらしい・・・。
唐津時代が好きだったのかしらん?

これもまた築山、根府川山
こちらは小田原藩由来なんでしょう。

風流な和庭園の池に、ビルが映る。やっぱり妙な景色。
東京っぽいといえばそうなのかも。

なんか、石の柱が立ってましたよ。

この石柱は、小田原北条家に仕えた戦国武将の旧邸から運ばれた門柱です。
ここが小田原藩(大久保家)の上屋敷であった当初、茶室に使われていたといわれています。

かわいい石橋。

西湖の堤
ん?後楽園でも見たよな?

説明には、

<西湖は江戸の人達の垂涎の場所でした>
西湖は、中国の杭州(現在の浙江省)にある湖、西湖堤は風光明媚な西湖の蘇堤を模した石造りの堤です。古来、詩歌や絵画の題材として珍重されました。

江戸の文人達の憧れの風景か・・・。
今で言ったら、どんな感じなんだろう・・・。

アラフィフの私の生きてきた記憶のある範囲では、
日本人が憧れて、やたらブームになったのは、アメリカ西海岸、南仏プロヴァンス、イタリアトスカーナとか?

もっともそれ以前に、ハワイパリ、ロンドンなどは憧れだったんでしょうけど。
この西湖のいわれを知った時に思い出したのが、90年代のトスカーナブームの中、どっかの結婚式場が「トスカーナ風ウェディンング」としてそれっぽい施設をオープンさせたとの電車内の広告・・・・。失笑。
なんだそりゃ・・・。日本国内でトスカーナ風ってわけわからん。

まあ、今というか少し前に「北欧インテリア」大ブームがあったけれど、なんかそんな感じ?!
北欧風ってなんだよってツッコミどころ満載なんですけどね。。。

まあ、今、自分がいないところの文化に憧れてっていうのはわかります。
京都が大好きな中国人のために、京都のテーマパークがあるのと同様(諸事情で日本風じゃなくなったらしいけど)、日本国内にも、ハウステンボスとか東京ドイツ村とか、あるもんな・・・。

あ、脱線してきたんで、このへんで。

さっきの八ッ橋は渡れなかったけど、こちらからは渡れます。

うっかり池に落ちた人の救助様の浮き輪でしょうか。
橋に柵はないので、よろけたら落ちてしまうと思うけど、年間何人が落ちるとかデータあるのかな?

そして、池はどのくらい深いのか?!

「中島」

この島の石組は、蓬莱山を表しています。
蓬莱山は仙人が住み不老不死の地といわれる中国思想上の霊山のことです。

さて、また築山。「大山」
園内で最も高い山です!

眺め、良いですよ。

降りよう。
この山は2方向から登れます。

降りてきたところに、看板あり。

これは砂浜。文字通り、砂浜を模して作られたもの。
江戸の人の「ビーチ」ってどんな印象だったんだろか・・・。泳ぐとか発想あったんだろうか?

このへんでほぼ一周。
あら、雪見灯篭の写真撮り忘れてるなあ。

この後は、庭園を出て新橋まで歩くよ!

お散歩まとめ

旧芝離宮恩賜庭園

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