そういえば二重橋をちゃんと見たことがなかった【お散歩日:2021.10.10】
ワタクシ、埼玉で生まれ育ち、東京は通学通勤範囲ということで、勝手に地元扱いしてて「観光」として訪れたことはなかったです。
皇居は子供の時に家族で、おそらく東御苑に行ったような記憶がうっすらあるのですが、都内の大学に通ったり、働いたり、住むようになっても、皇居周辺を見物したことはありませんでした。
ある時、ふっと「そういえば、二重橋ってものを見たことないよな?」っと思いついたので、行ってみることにしたのです。
「二重橋前駅」なんかしょっちゅう利用してるんですがね。
自宅近くの目黒通りから、東京駅まで路線バスが出ているのを発見してたので、この機会にと乗ってみましていざ皇居へGO!
車窓に東京タワー。
都心移動は地下鉄ばっかりなので、バス移動は楽しい♪
二重橋に近い「馬場先門バス停」で下車。
皇居方向へ向かいます。
明治生命館。
昭和9年竣工。戦後にGHQの本部がおかれたビルですよね。
調べたら、昭和の建築としては初めて重要文化財に指定されたんだって。
内部の見学もできるそうなんですが、今(2022年5月)現在、世田谷区岡本にある静嘉堂文庫美術館が移転してくる関係で工事をしてるらしく、見学は一時中止なんだとか。
再開したら見に行こっと。
そして、皇居前広場を経て、
あれよ、
あれです!
「ザ・皇居」なビジュアル!
正門と二重橋
ここは、皇居の正門にあたります。手前に見える橋「正門石橋」、奥の橋が「正門鉄橋」です。
後方に、現存する数少ない江戸城の櫓の一つである伏見櫓が見え、その右手には、樹木に隠れて見えませんが、宮殿があります。
正門鉄橋は、かつては木橋で、その下に橋桁を支えるもう一つの橋があったため、二重に架けられた橋という意味で「二重橋」と呼ばれます。
しかし、正門石橋と正門鉄橋の二つの橋を総称して「二重橋」と呼ぶ人も少なくありません。
これらの橋は、天皇陛下が国会開会式などのため外出される際や、外国の君主、大統領、大使来訪などの特別な場合のみ使用されますが、新年や天皇誕生日の一般参賀では一般の方々も渡ることができます。
正門石橋と正門鉄橋が重なり、その奥に伏見櫓が見える皇居外苑からの眺めは皇居を象徴する景色として親しまれています。
そうだったんだーーー。
二重橋、名前の意味を勘違いしてました!!!
本来は橋が2つ並んでいるから二重橋というわけじゃなかったみたいです!
同じこと思ってた人、私以外にもいるよね??
振り返ると大手町や、丸の内、日比谷あたりのビル群が一望のもとに。
ああ、ここは東京の中心地なんだって体感しました。
(なんだ・・・この天下取ったような高揚感は?!ww)
二重橋は、「正門石橋」の近くまでは行けますが、
渡れません!!
ここから、正門鉄橋を眺める。
二重橋堀に白鳥の姿がありました。
さて、同じルートで戻っては面白くないので、桜田門から帰りましょうか。
外側の高麗門と内側の渡櫓門の二重構造からなり、外桝形という防御性の高い城門で、西の丸防備のため異例の大きさで造られました(320坪)。建築されたのは寛永年間(1624~1644)とされ、現存する門は、寛文3年(1663)に再建された門がもとになっています。大正十二年(1923)の関東大震災で破損し、復元されました。
万延元年(1860)三月三日、この門外で大老井伊直弼が水戸藩脱藩士に暗殺されました(桜田門外の変)。
桜田門も二重とは知らなかった・・・。
これが、櫓門で、
ここれが高麗門でセットなんですと。
ずっと外側から櫓門だけを見ていて、これが桜田門だと思ってました。(ま、間違ってはいないけど)
お城の構造も調べ始めると面白いよね。沼にはまるよね。
日比谷公園方面へ移動。
国会議事堂が見えたり、
誰かが逮捕されるとテレビに映される建物があったり、
あれは私のお気に入りの法務省の赤レンガ棟。
日比谷公園に来たのは、日比谷サロー目当て。
ガーデンテラスでのビール最高!
美味しいビールをいただいて、帰りましたとさ。