夜のお濠は怖いのよ~っと柳の井
【お散歩日:2019.9.11】
ここんとこ、力作記事が続き、力尽きてしまいそうだったので、今回はゆるっと。
先週ですが、日比谷に映画(台風家族)を見に行った帰りにお散歩しました。
どこかに出かけたら、極力、復路は別のルートで帰る、または1駅分は歩くを信条にしているので、
今回は、日比谷だから最低でも霞が関だよなっと歩き初めましたところ、官庁街が珍しいもんですから、ちょっと脱線しました。
知ってる道なので、そのまま霞が関へ向っても芸がないよな~っと(なんのこだわりw)。
地図アプリを見ながらどうするか・・・と思考しつつ、
お気に入りの法務省の赤レンガ棟(映画『アルキメデスの大戦』でも海軍省の建物として使われてましたね)でも見て、回り道しつつ霞が関へ戻るかなっと歩いていたら、思いついた。
そうだ、永田町に行こう!
そしたら、乗り換えなしで帰れるし。そんなわけで、桜田門からお濠沿いに歩きました。
桜田門といえば、桜田門外の変しか浮かびません。
東京にいると、江戸の面影を想像しにくいので、「これとあれが繋がるのか?」っていつも妙な気分になりますが。
このあたりは、濠も深くて(水面がかなり下)、幅も広め、対岸の皇居の森がうっそうとして夜は闇が存在感を増してくるようです。ちょっと怖い・・・。何かいそうでざわざわざわざわ・・・。
夜だし、写真もうまく撮れないだろうから、記事にする予定はなかったんですが、ちょいと発見したものが。
東京都指定旧跡 1955年(昭和30年)3月28日指定
桜田濠の土手下にある井戸は傍らの柳の木にちなみ柳の井と名付けられました。江戸時代の旱魃の際にも枯れることのない名水として知られ、多くの通行人が利用したと言われています。
道を挟んだ国会前庭(かつての加藤清正邸・井伊掃部頭邸)には、やはり名水として知られた桜の井があります。
へえ、知りませんでしたー。
で、井戸、見えるらしいんですが、
こちらの記事(一般財団法人国民公園協会)によるとちゃんと井戸が見えるそうです。
今度昼間に来てリベンジするぞ!
井戸は見えなかったので、こうなったら絵画で!
広重 江戸名勝図会 桜田
あの画面中央の水面近く、柳がひょろっと生えてるあそこですね!
そういえば、皇居一周ってやったことないしなあ。(私は一応ランナーです。ヘタレですが)
まあ、皇居一周ランには興味ないので散歩してみよ。
新たなプランが生まれた夜でした。
三宅坂のところで、
なんかいる!
「平和の群像」だそうで。
調べてみたところ、建てたのは電通とのこと。
ここには戦前、とある軍人の像があったとネットで見ましたが、またこれは調べてみます~。
お散歩まとめ
柳の井はこのあたり。