暑~い夏の日に、谷中でビールと幽霊と【お散歩日:2019.08.18】
暑い暑い日本の、東京の夏、今日は谷中をお散歩しますよ!
しかも本日は同行者あり。うれしいなあ~。
駅を出て団子坂を登ります。
この坂の傾斜はなかなかのものだけれど、真夏の正午じゃ半端ない暑さ!坂を登るにも息切れしてくる~。
やってきたのは、森鴎外記念館。訪問は2回目。(一回目はこちら)
通りに出ているミュージアムカフェ「モリキネカフェ」の看板がかわいい。
鴎外記念館前から団子坂を見るとやっぱり「道がなくなってる」レベルの坂道なのがわかります。
この近辺の案内図。文学散歩マップ。
この日見た展示は「文学とビール」というもの。
そりゃ、テーマにつられますわな(笑)。
先ほど看板のあったカフェでもオリジナルのクラフトビールがあるようです。(会期中だけのよう)
この記念館は森鴎外の住居「観潮楼」だった場所で、2階の窓からは品川方面の海が見えたそう。
それでこのネーミングなのか。
千駄木で海なんて、今じゃまったく連想もしないけれど・・・・。
ちなみに今は、正門の前からはこんな眺めですが
正面中央のビルの間にスカイツリー!
写真だといまいちですが、肉眼で見たときは、「お!」と思うのよね。
人間の目ってすごい。
それにしても団子坂と並行するこの正面の道は階段になってます。やはり高台にあるんですね。
改めて地図を見るとこの近辺には汐見坂という坂があるので、海が見えたってことなんでしょうねえ。
さてさて、今日のメインは「三遊亭円朝コレクション 幽霊画展」!これも有名ですが、全生庵の夏の風物詩です。
床の間にかかってそうな掛け軸のいわゆる日本画なんですが、モチーフがすべて幽霊。それらを鑑賞していると、なんかやっぱり、時代を問わず、人間がゾッとするポイントは変わらないんじゃないかと思わされます。暑さもクールダウン?!
学生時代に見た時は、今ほど有名ではなかったのか空いていて静かで「ひんやり」感は倍増でしたが、今日は日曜だし多少の混雑はしょうがないのかな。ちょっと落ち着かない感じでした。
展示場所が以前は本堂(?)のほうか、もっと広い場所だったような記憶があるけど・・・どうだったんだろ?
すごく緑が多くて、本当に山のよう。見た目だけど涼しく感じる・・・。(ような気がする。)
全生庵は、円朝や山岡鉄舟の墓があることで有名ですが、
弘田龍太郎さんのお墓もあります。
さて、全生庵を出てお次は・・・
飲みます!ビール!暑い夏の散歩時には最高!!
こっちが本日の隠れメインイベント?
お店のスタッフさんが可愛がってるようなので、いつも来る猫みたいです。
こちらは、谷中ビアホール。(公式インスタ貼っときます。)
ここを知ったきっかけは、以前谷中を歩いた時に見かけた、寛永寺の前の屋台なんですね。
本店がこちらだった模様。
古民家カフェならぬ、古民家ビアホールでしょうか。
お店にはいって飲食するのと、カウンターでテイクアウトもできます。
今回はテイクアウトして、お庭に用意されてたベンチでまったり。
私の年代だと、実家がそうだったから障子に囲まれた和室とか床の間とか懐かしいと思うけれど
今の子供たちとは共有できないんだろうな・・・・。和風へのリスペクトはあるかもしれないけれど、自分の家がそうじゃないんだもんね。
そして有名な谷中ぎんざ。
並んでいるお店もそんな感じでした。ちょっと残念。
まあ、観光地だからしょうがないのか。