目黒の富士塚跡2カ所-その2-
【お散歩日：2019.08.03】

さて、「目黒元富士（跡）」を見た後、次なる目標は「目黒新富士（跡）」です！

目黒新富士は、文政2年（1819年）に作られたもので、先ほどの「元富士」より7年後。
どちらも目黒にあるということで、こちらは「新富士」と呼ばれるようになったとのこと。

目黒川沿いの道から、右に入ります。
今度は登らなければなりませんぞ！

おや、地図から予定していた道とは違う小道を発見。きっと近道♪

こういうところは歩かなくては。

坂道が見えてきた！

別所坂途中に抜け道のような階段。別所坂児童遊園の入り口です。

どんどん急になってきました。

え？行き止まりって？
地図上では抜けられるようだったけど？

お、路面の色が違ってきている。

これって、あの、滑り止めってやつですよね。そんだけ滑るってことですよね

急だわ～。一応は車道だし、両脇に家もあるので車は通るんですよね？
工事中のところはマンションですかねえ。建築計画のお知らせには「寄宿舎」とあるのが気になります。

ここ、マンション建ってますけど、まあなんて斜めなのがわかりやすい。
てか、あれ、手すり？

あ、ついに、階段になってしまいました！！
だから行き止まりなのか・・・。車にとって。

左手に庚申塚があって・・・。ひとまとめにされてるわ・・・。

説明が書かれていますが、読めないので、

めくってみます。
だそうです。

いや、ここ、車とか自転車とかで降りるの怖いよ？
良く見ると右側にも「手すり」が！！

目黒新富士の説明板。

この富士塚も斜面を利用したもので、立地条件は元富士と似たような感じです。
ここにもマンションが建ってるわけですが、この敷地から本物の富士山が見えたんだろうなあ。
高台なので、眺めがいいに決まっている！

ここの富士塚は江戸の観光名所となり、観光客目当てに蕎麦屋を開いた農民が大繁盛しちゃったそうだから。
そして地権がらみで揉め事が起きて、凄惨な殺人事件まで発生しちゃった場所だから・・・。
現代なら「大島てる」に掲載される事案？！
いや、その蕎麦屋があった場所は正確にはわからないし、建物が残ってるわけじゃないけどさ。

さて、目黒富士塚跡地2件を巡ったので後は気ままに散歩してから帰ろうっと。
でもなんかトイレに行ったほうがいいかな。恵比寿のアトレでも行って休憩しようか。暑いし。

というわけで、去ります。

坂の入り口を振り返ってみると、さっきすれ違った人の日傘がこの位置（笑）。

少し行くと、おや、お堂がある。

馬頭観音。ふーん。この道はメインストリートだったのね。

さらに行くと、こんな案内が。
一時移設されてるとのことで、そこで見れるのかなっとキョロキョロしたのですが、発見できませんでした。
（トイレ行きたいし・・・）

恵比寿駅のアトレに入って、トイレをお借りした後、無印良品をチラ見して、また散策。
目黒川方面へ戻りつつ、ちょっと違うルートにしようか。

このお店、店頭に貝殻が山積みになっているのが（笑）。
建物自体はコンクリート打ちっぱなしのモダンな雰囲気なのだけれど。

ずんずん進んでいくと・・・

防衛省の施設ですかね。

艦艇装備研究所。ウェブサイト見たら、なんか見学してみたくなった。

って、あの店、気になる（閉まってたけど）。

この防衛省施設、かなり広そうなその敷地に沿って道があり、まあ立ち入り禁止なんでしょうけど、
本気度がうかがえます。

痛いよ～～～～、怖いよ～～～～。絶対入らせないよね？？

延々と鉄条網が続く。

ちょっと覗いてみたり。
なんか、「収容所」的なビジュアルになったじゃん。（この写真気に入っている）

さっき登ったわけだから、今度はまた降りるんだけど、この道は茶屋坂だそうで。
ただ、このバス通りは新茶屋坂とのことで、この脇道が本来の茶屋坂なんだって。

どうやら猫は侵入するようです（笑）。
こういう広い敷地があって人口密度も低かったら、猫が住むわな～。

さて、目黒川に戻ってきました。

ここは中里橋ですが、このレリーフはどういう由来なのかな。江戸時代の旅人がいるようだけれど。原案があるのか。

川沿いに駒沢通りへ向かうことにします。
しばらく行くとさっき渡った田楽橋に着き、別所坂へ向かう道のところへ戻ってきた。
ここからも川沿いの散歩道。

しかしここでスマホの充電が切れましたとさ（笑）。
なかなか思いつきの散歩をしているわけだけど、いろいろ興味深いものが出てきて調べたい！

お散歩まとめ

目黒新富士
別所坂（目黒区公式）
新茶屋坂（目黒区公式）
茶屋坂（目黒区公式）
家光さん、ここまで来てたのか。