世田谷区

まあまあご近所散歩 静嘉堂文庫【お散歩日:2019.4.30】

今年のGWは10連休とな。
海外に行くなど壮大なプランはないので、散歩でもしますかね~。

今日の目的はこちら。

静嘉堂文庫。このあたりに住むようになってから、二子玉川の花火に行く時にいつも近くを自転車で通っていたんですが、訪問したことはありませんでした。このあたり=世田谷区岡本のまるで山の中のような自然には魅せられていたのですが。

さて、二子玉川駅で下車。地図を見ると案外用賀から近かったってことに電車の中で気づきましたが、すでにニコタマ気分だったので、まいっか。
二子玉川商店街を歩いていくと、


細い川にかかるところで、NTT瀬田前という交差点に着きます。


橋について案内図がありました。
画像をクリックすると拡大するので読めるかなと思いますが、一応、内容を書き写してみます。

大山道
大山道とは、大山参りの道のことで、大山は神奈川県伊勢原市にあります。世田谷を通る大山道は、江戸赤坂御門を起点とし、二子玉川で多摩川を経て、伊勢原から大山まで続いています。二子玉川には、ここ治大夫橋を渡る大山道と、行善寺の東側を通る大山道があります。
次大夫堀
慶長年間、徳川家康が主として下流の六郷地方の米の増収をはかるため、代官小泉次大夫吉次に命じて切り開いた灌漑用水で、世田谷地方の人々は「次大夫堀」(同・六郷用水、現・丸子川)と呼んでいました。


さて、ここで左折をするので、川沿いの道を「あっち」方面へ行きます。この道は案外車の通行量が多いですね。もっとのんびり歩けるのかなっと期待してたんですが、狭い道だし歩道も整備されてないので注意が必要かと。


この川は「丸子川」。面白いのは、この付近のおうちは皆、「MY橋(箸ではない)」を持っているというところでしょうか(笑)。
自分の家の入口とはいえ、自分ち専用の橋があるって、なんかすごくないですか?


むかーしから、専用橋はあるんだろうなあ。
もしかすると地理的にこういうのは多いのかもしれないけれど、近年は川にフタをしてしまうのでしょうね。逆にこの川にフタをしないってところが不思議だったりして・・・。


さて、しばらく歩くと鬱蒼とした森が見えてきます。


下山橋。ここで右折すると・・・


バス停「静嘉堂文庫」があり、その先を道なりに少し坂道を登っていくと、静嘉堂文庫敷地が見えてきます。


正門。


敷地内に入っていくと、森です!


突如、水のせせらぎの音が・・・。谷戸川というそうです。この記事を書くにあたり、ちょいと調べましたら、この谷戸川、なんと砧公園の中を流れるあの川だったですね!!!!もう・・・楽しすぎる~。川探検もしたくなります。


さて、森の中、けっこうな坂道を登っていきます。なんだか林間学校を思い出します(笑)。真夏に来たら(気分だけ)涼しそう。


歩くこと数分、見えてきました!


これが静嘉堂文庫。


説明板があったので、書き出してみました。

東京都選定歴史的建造物
静嘉堂文庫

所在地 世田谷区岡本2-23-1
設計者 桜井小太郎
建築年 大正13年(1924)4月
武蔵野の面影をよく留める丘陵の一隅にこの建物は建っている。鉄筋コンクリート造2階建スクラッチ・タイル貼りの瀟洒な建物で、イギリスの郊外住宅のスタイルを濃厚に表現している。
静嘉堂文庫は、三菱合資会社の第四代社長であった岩崎小弥太が、その父弥之助の収集した日本や中国の貴重な古典籍を永久に保存し、更に研究者に公開することを目的に建設したものである。

設計者の桜井小太郎(1870~1953)は、イギリスで建築を学び、英国風の落ち着いた品格のあるデザインを得意とした。岩崎小弥太も明治33年イギリスに留学し、ケンブリッヂ大学を卒業した英国通であり、両者の呼吸が一致した作品である。内部は玄関ホール、ラウンジ、閲覧室、2階に応接室等があり、19世紀後半イギリスのアーツ・アンド・クラフト運動の雰囲気をもっている。


庭の一角に何やら楽し気なテントが・・・。


わー。いいですね~~~。期間限定のビアカフェだそうです!詳しい情報はこちら
ああ、、雨じゃなければ一杯やったんだけどな~。


静嘉堂文庫美術館はこちらの建物です。6/2まで「日本刀の華 備前刀」の企画展があります。また、国宝「曜変天目(「稲葉天目」)」も展示されてますよ!(見てきたのですが、、、個人的な趣味としてはあまり刀に興味なかったのと、曜変天目も”これがそうか~”ってくらいの感じ方で^^;)某ゲームの影響なのか、なかなかの人出でしたが。


さて、園内を散策します。


これを見ようと思って来たのですよね。ジョサイア・コンドルさんの建築物。


庭園を進んでいくと、見えてきました。


正面から。
なんとも不思議な感じですね。狛犬(?)がいる?
リアルに納骨堂なので、中の見学などはできません。


すぐ近くにこんな説明板が。2002年の日英同盟100周年記念・・・。1923年に失効したものでも記念なんですねえ・・・。


それから庭園の散策。国分寺崖線の斜面に庭があります。


晴れていると富士山も見えるとか。
さて、帰りますか。


あらためて入り口にある案内図。


帰りは丸子川沿いに行かず、大蔵通りをまっすぐ進んで吉沢橋交差点で左折して、多摩堤通りを。


ずっと喉が渇いていたので、「定食・ラーメン なべちゃん」の前にある自販機で給水。
雨の中一息ついて、見渡すと河川敷には車の教習所。これもお約束。


ボタンインコのサクちゃん、見つかるといいなあ。(個人情報になるので連絡先ぼかしてますが、お心当たりの方いらしたら連絡ください。電話番号などお教えします)。


雨の河川敷って、なんとも憂うつ~。

お散歩まとめ

静嘉堂文庫美術館
世田谷区公式 大山道

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