千代田区

九段には坂がたくさん!!【お散歩日:2021.11.07】

今日は九段坂で遊びます!
先日、日比谷カレッジでの講演を聞いて、無性に散策してみたくなったので。

九段坂あたりに来る理由としては、なんと言っても武道館と靖国神社、皇居お濠のお花見じゃないでしょうか?
それ以外はオフィス街といった印象のエリアです。

私もたまに武道館に来る時に、九段下で下車する程度で、この界隈はまったくの未知のエリアでした。
ただ、講演で、九段坂に沿って、坂が2本あるって聞いたもので、坂好きとしてはほっとけないぞっと。

さて、九段下駅で下車し、地上に出ましたよ!

坂を登り始めて、昭和館の手前で、ん??

へー、何度もこの前を通ってましたが、気づいてなかった・・・。勝さん!

蕃書調所跡

東京都指定旧跡
1955年(昭和30年)3月28日指定

蕃書調所は1856年(安政3年)、江戸幕府によって西洋の書籍を解読し海外事情を調査するための組織として設立されました。
幕臣・諸藩の家臣らに対し英語や西洋の文物を教育する機能も加わり、幕府官立学校としての位置づけが与えられました。
内部に置かれた画学局では、高橋由一をはじめとして明治期に活躍した西洋画家たちも学んでいます。
後に神田一ツ橋通りに移転し、洋書調所、開成所と改称しています。幕府の崩壊に伴い閉鎖されますが、明治政府による開成学校として生まれ変わりました。和泉橋(現在の神田和泉町)にあった医学校を統合され、東京大学の前身となりました。

っと書いてありました!!

昭和館の2階の屋外スペースで写真展をやってるようなので、ちょっと寄ってみますか。(入場は無料です)

どちらかというと、ここから見える九段会館に興味があったりして。

東日本大震災で、ホールの天井が崩落し2名の方がお亡くなりになるという惨事のあと、閉館。
もと「軍人会館」として昭和の歴史の舞台にもなった建物なんですよね。

外観を活かしつつの建て替えで高層ビルになったというのですが、まだまだ工事中か。
九段会館テラスという名前で2022年秋にオープンするようです。

さて、靖国神社方面へ進みまして、わざわざ歩道橋に上がってみる。
九段坂を見下ろす。
九段坂は、関東大震災の後の工事で坂を削って緩やかになったのだとか。

ここから武道館方面を見ると、江戸(田安門)、明治(高灯篭)、昭和(日本武道館)の競演が見られると、ひそかに人気なのだとか。

靖国神社鳥居まで来ましたが、ここはくぐらず右折。

和洋女子のところで、右手には・・

下ってます!
これが中坂です。

目指すのは、あれ。
築土神社

ビルの1階にあるわけじゃなくて、参道がビルの1階スペースに作られてるんですね。
参道に屋根つけられたって恰好ですが。

参道を抜けると
本殿

狛犬が・・・・

なんじゃ、この顔を隠す白い布は?!
マスクをしてるのに気づくのに数秒かかりました。デカすぎてマスクに見えないよ・・・。

なるほど~

え??どうして?なぜ??
コロナ禍なので、不特定多数の人が触るのを防ぐため、鈴が鳴らせなくなっている寺社は多いですが・・・。

「キケン」って!
鳴らしたら、鈴が落っこちてくるとかっだったらどうしよう!?


奥にはお稲荷さんがありました。
世継稲荷?お世継ぎが生まれるのお世継ぎか?
このあたり公式サイトの解説がとっても充実していて感動!必見です!


かわいらしい社殿。


さて、また急な坂道に戻りまして・・・

坂下まで降りると案内がありました。

気になるもうひとつの坂は、、、、

ホテルグランドパレスの手前で左折。
※余談ですがこのホテル、2021年6月で閉業しちゃってたんですね!この時は気づいてなかった・・・。

さて、登りましょう、冬青木坂!

これ、、日比谷カレッジの講演で初めて聞いた名前の坂で、「もちのきざか」だったので、
冬青木坂とGoogle Mapにあってびっくり!
当て字なのか?

千代田区観光協会の解説では、はっきりせん・・・。
もちの木に似た木があったのみたいだけれど。
ま、いいや。

ネットで調べていたら、モト冬樹さんがブログでこの坂の名前に触れていて面白かった。

急ですわ。九段坂よりは明らかに急。

はあ、はあ、

登り切ったところにあったのは、フィリピン大使館。

早稲田通りの方に進むと、何やら「洋館」?煙突のようなものが。


この時は由来がまったくわからなかったのですが、あとから調べたら九段ハウスという現在ではイベントなどに利用されている建物だそうです。

この日は休館日だったようで、門は閉ざされ人気はなく、怪しさすら感じないでもない・・・。
機会があったら、見物してみたい!

さて、戻ってきたので、靖国神社へ

大村益次郎さん。

今日はお参り予定はなかったのですが、境内を確認したくて・・・

あ??あれ?

確認したかったのは、昭和感満載だった「外苑休憩所 」。
何これ!素敵になってる!!テラスまであって。

おしゃれになったな~。
こんな外観だったのですがね。これはこれで味があって好きだったけど。

そうそう、あんな感じ。
あんな雰囲気だったのだけど(笑)、売店は今日はお休み?

神社内苑に入るところに、注意書きが!

まあ、いろいろありますもんね~。

今日は先を急ぎますので、ここで失礼します(拝礼)。

靖国通りに出てきて、嘉良さんの家のあった場所をちらり(笑)。
村尾嘉陵さんの自宅跡!【お散歩日:2020.08.29】

現在の九段上界隈(くだんうえかいわい)は、江戸時代の早い時期から武士の屋敷として整備された町です。
この界隈が九段と呼ばれるようになったのは、江戸時代も中ごろのことでした。幕府は四谷御門(よつやごもん)の台地から神田方面に下る坂にそって石垣の段を築き、その上に江戸城で勤務する役人のための御用屋敷(ごようやしき)を造りました。当時の石垣が九層にも達したことから、九段という通称が生まれ、のちに町名にもなったのです。
関東大震災以前はいまよりさらに勾配がきつく、坂の下に荷車を後押しして生計を立てる「押屋(おしや)」が常に集まり、客を待っていたほどでした。
また、坂上にある靖国神社(やすくにじんじゃ)は、新宿方面から神田方面に抜ける主要地方道302号線の中心にあたり、靖国通りという呼称もここから生まれています。
九段坂は四谷御門の台地の東端に位置し、坂を上りきった場所からは神田や日本橋、浅草、本所はむろんのこと、遠くは安房国(あわのくに)や上総国(かずさのくに)(ともに現在の千葉県)の山々まで見渡せました。さらに、西に目を向ければ、道の正面に富士山の全容を拝み見ることができました。坂を上りきった界隈が明治から昭和のはじめまで富士見(ふじみ)町と呼ばれていたのもそのためです。

さて、次の目的地へ!

気になるこのお店。なんでも高級海苔弁当屋さんだとか。

ボートが遊んでますなあ。
乗りたいと思ったことなんかないんですが、一生に一度くらいお濠でボートに乗ってみるのもありか。

あ!!!スカイツリー
九段坂から、浅草や本所がよく見えたというのだから、当然といえば当然なんですが、高層建築って本当に、罪ですな~。
そうか。見えるのかっと納得。

お散歩まとめ

九段坂(千代田区観光協会公式)
築土神社(公式)
築土神社(千代田区観光協会公式)
靖国神社のおしゃれなカフェ アティックルーム靖國外苑

九段の坂3本はここ!

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