愛宕山のあとから虎ノ門、六本木へ【お散歩日:2022.01.16】
愛宕山を下りた後、ちょっと行ってみたい場所があり。
そちらへ向かいますよ!
愛宕トンネルを神谷町側へまたくぐります。
国道1号より手前で右に曲がってみる。
愛宕新坂から見えていたお寺。複数ありました。
で・・・・
え?!
杉田玄白墓??
都の史跡になってるじゃありませんか!
まったく偶然に見つけました。
浄土宗栄閑院。立ち寄ってみましょう。
境内になんか立派なものがあったので、これかあ??っと近づくと・・・
違ったようですw 勘違いする人が多いんだろうなあ。
本堂向かって右側に墓地への入り口がありました。
こちらでした。
歴史の教科書に載っている人だから、すごい人だと思っていますが、よく考えたらお墓がどこにあるのかなんて、気にしてないもんですねえ。まあ、護国寺とか青山霊園、谷中霊園などは著名人の墓があると認識しているけれど。
当ブログの範囲内では荒川区の回向院の記事で玄白先生が登場してますが。
こじんまりした境内ですが、小さな池もあります。
貼り紙。
メダカやオタマジャクシをすくってしまう輩などいるのでしょうか。
やめましょうね、そういったことは。
さっきの貼り紙に「さる寺」とありましたが、
境内に猿塚というのがありました。
調べてみますと、ここに猿使い(=実は泥棒)が逃げ込んできたことがあり、和尚さんに説得されて改心したのだとか。
その猿はここで飼われていたんでしょうかね。猿のいる寺としてひろまったのかな。
ここからまた、散策します。
住所では虎ノ門ですが、再開発が激しいエリアですなあ。
こういう2階建ての一般住宅、あと何年くらい残っていられるのだろう。
建物は老朽化するものですから、なんらかの手を加える必要は出てきますが、こうまでしてビルにする必要があるのかな。
味のある民家はもう滅びていくだけなのかな。
90年代くらいまでが、ギリギリ大正や昭和の街並みを感じることができたのかも。
気になる看板発見。
石田琵琶店。
こちら、後日、港区郷土歴史館を訪れた時に、港区の伝統工芸として紹介されているのを知りました。
向かった先は、、、
坂道です。
ほら、道路がアスファルトじゃなくて、丸い穴のあいたやつになってるでしょ?
江戸見坂。
江戸の中心部に市街がひらけて以来、その大半を眺望することができたために名づけられた坂である。
坂に沿って公園があります。
蛇いるんだ~
右にある階段は、道路わきにある公園の出入り口。この公園は、オークラの敷地ですかね。
坂のてっぺんに来ました。
ここから、振り返れば江戸市中が見える~~~!!
わけないっすよね。
古地図アプリではここらへん。
あっち側も急坂ですなあ。
周りが高層ビルなので、全く実感ないですが、ここは丘の上か。
The Okura Tokyo オークラ プレステージタワーの横を通過。
ホテルオークラ別館は解体中。
ツタのからまる塀はスペイン大使館。
どの駅から帰宅しようかずっと考えつつ歩いていたんですが、
六本木駅にしようと決めました。
泉ガーデンタワーを見つつ、麻布通りを渡り、またまた気になる坂が。
なだれ坂。
名称の由来はハッキリしてないらしい・・・。
そこからまた先へ進んだところで、さらに魅力的な坂発見!
丹波谷坂。
岡部丹波守の屋敷がこのあたりにできて、坂の下は丹波谷と呼ばれたそうな。
明治初年にこの坂を開きってことは、それまでは道がなかったってことかな。
古地図アプリではこの屋敷は確認できないので、江戸末期にはその屋敷はなかったってことですかね。
下ってますな~。
坂の途中でイイ感じのお店。民家を改装した京料理屋さんだ。
坂を谷まで下って、
六本木の交差点の方へ向かってますが、この辺の道、三叉路っていうのかな、、しびれるわ~~~~。
中途半端に終わっているのは、ここでスマホの充電が切れてしまったからです、まさかの(笑)。
早く帰ろっと。